奨学金456万を5年半で完済!完済の道筋&返還免除について
遂に大学 学部4年・大学院2年で借りた奨学金、
総額 456万を完済しました!
家は裕福でなかったので奨学金が無ければ大学に行けなかった…
奨学金を借りれたことに大変感謝しています。
繰上げ返済の考え方や、返還免除について少し詳しくまとめました。
<目次>
1. 奨学金内容
私は借りたのは”独立行政法人 日本学生支援機構”の奨学金です。
日本学生支援機構は(旧)日本育英会のことで、世間で奨学金と言えばこの組織の制度を指す。
1-1. 大学 学部時代の4年間
月々51,000円×48カ月=244.8万
上記金額は奨学金第一種(無利子)でかつ人的保証人を立てた場合の金額です。
17、18才の頃は借金≒恐怖でしかなかったので、奨学金にも抵抗がありましたが、利子が付かない第一種なら何とかなる(?)と思い申請しました。
家が裕福で無かったので普通に第一種を借りれましたが、第二種しかを借りれなければ大学を諦めようかを思っていました。
後々問題になる保証人は叔母さんに頼み込みましたが、機関保証の場合、月々の返済に約2,500円(合計12~15万程度)上乗せされます。
1-2. 大学院時代の2年間
月々88,000円×24カ月=211.2万
上記金額は奨学金第一種(無利子)でかつ人的保証人を立てた場合の金額です。
大学院に入り月々5.1 or 8.8万を選べましたが院では忙しくなりバイトをあまりできなくなると思って増額を選ぶ。
大学院の奨学金を借りるときは20才以上なので、自身の収入だけで判断されます。
よっぽどのことが無い限り申請すれば通ります。
2. 繰上げ返済について
通常の手続きで奨学金を返済していくと、私の場合は月々2~3万、完済には25年かかる予定でした。
私が5年半で完済したのは繰り上げ返済をしたからですが、これを行うかは意見が分かれるところです。
2-1. 繰上げ返済のメリット
① 借金から早く解放される
いくら安全度が高いとされてても借金は借金です。
返せるときに返したほうが気持ち的に違う。
② 利子&機関保証代金が安くなる
第二種を450万借りた場合の利子は変動なら20万、固定なら100万ぐらいになるので一刻も早く返したいところ。
③ 人的保証人問題から解放される
はい。個人的に挙げたかったのがコレです。
私は少しでも返済を安くしようと親戚の叔母に保証人を頼み込みましたが、大変嫌な顔をされ、壮大な弱みを握ったが如く接して来られました。
借金の保証人なんで仕方ないですが、お互いの為にも早期完済の原動力になりました。
2-2. 繰上げ返済のデメリット
① 手持ちの現金が減る
借りていることを忘れるくらい鈍感力が高いなら、手持ちの資金は多いにほうがいい!
性格によってメリット①と天秤に掛けるポイントです。
② 資産運用効率が下がる(第一種限定)
デメリット①と絡み手持ちに多くの現金を残し、それを運用する方が資産効率が良いです。第一種なら無理して早く返す必要はありません。
「借りたお金を学業資金として使い、それを20~30年掛けて返済する」これは奨学金制度で想定された普通の返済ストーリー&考えです。
2-3. 繰上げ返済に対する私の考え
私の場合はメリット③で挙げたとおり保証人との関係を早く切りたかったのと、性格上借金をしているのが苦痛に感じる、直近1~2年は仕事を辞めたとき月々支出があるのは苦しい、という理由から繰上げ返済に踏み切りました。
あと日本政府金融公庫から融資を受けて不動産投資に手を出そうとした時期が有り、その際に借金(奨学金も該当)があると融資が下りない、という情報があったのも一因です。
融資云々は早まった考えでしたが、実際に仕事を辞めセミリタイア状態になった今では繰上げ返済出来てよかったと思います(精神的に)。
3. 奨学金完済の道筋
3-1. 手元に残ったお金
総額 456万 の 奨学金を借り、
大学院修了時,、手元には約50万の残金。
大学院までの6年の学費で約200万、生活費で200万消滅。
実家からの支援もありましたが奨学金絶対要りました…
3-2. 一部返還免除を受ける
詳細は後述しますが、大学院の第一種奨学金には返還免除制度があり、半額免除を受けることが出来ました。
3-3. 化学メーカーで汗水垂らして労働
使わなかった50万と、半額免除となった分を差し引いても 約300万ぐらい返済が残っていたと入社当時覚えています。
化学メーカーで働いた丸5年、1年目は余裕がありませんでしたが、2~4年目のボーナス大部分を奨学金返済に当て200万、月々約2万の返済で100万、返し切ることが出来ました。
繰上げ返済は50万、50万、100万と実施。
一時期社員寮に突っ込まれてたときは何もお金を使うことが無く(時間もない)、こんな仕事をしているのは奨学金を返すためだ!と一種のモチベーションアップに…
4. 返還免除について
お世話になった制度なので免除の簡単なまとめ
奨学金は猶予制度はたくさんありますが実は利子は掛かっていたり、何れ払ったりと純粋な免除は以下の3つだけ。
① 死亡による免除
いきなり縁起悪いですが返還のてびきに書いてあった順なので…
② 精神もしくは身体の障害による免除
これもネガティブですが、万が一そんな事態に合ったら忘れず申請を。
申請には医師の診断書は必要です。
③ 業績による返還免除
やっとポジティブなの来ました。
大学院第一種限定で、半額または全額免除が受けられます。
実はこの制度、該当すると思わなかったり面倒がって申請を出さない学生が多かったり、各大学の研究科単位に枠があるので半額免除は案外通ります。
大学院時代の業績とは大学により異なりますが、学会発表、特許出願、論文を出す、国家資格を取る等など。
私の大学では論文1本通れば大体半額免除、論文書けなくてもよく学会行ってれば半額免除は通るといった感じでした。
しっかり研究して奨学金借りてる苦学生は忘れず申請してください。
5. まとめ
・大学、大学院で借りた奨学金は総額456万
・大学院分には返還免除あり
・5年働いて貯めた300万で繰上げ返済
・懐は寒いけど借用期間より早く返せて一安心
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配当&優待報告(2362:夢真HD)
メリークリスマス!
12月は中間期の配当&優待が多くて嬉しい!
<目次>
1. 配当金情報
1-1. 決算月・1口当り配当金・優待
夢真ホールディングス
コード:2362 (JQ)
<決算月>
9月・3月
12月、6月頃に配当金が到着します。
<1口当り配当金>*2019年中間
2,000 円
<優待>
株主優待ポイント(P)
1P=1円相当で様々なギフトと交換可能
300株:3,000P、400株:4,000P、
500株:5,000P、600株:6,000P、
700株:8,000P、800株:10,000P、
900株:12,000P、1,000株:15,000P、
2,000株:20,000P
+2年以上継続保有の場合、1.1倍
優待を受け取るには最低300株保有する必要があります。
300株でもかなりお得な株主優待ですが、
1,000株の長期保有が一番効率の良いポイント付与になっています。
1-2. 利回り
12/25時点の配当利回りは3.92% 、優待の貰える最低300株所持時の優待込み利回りは、配当3,500円/年+優待3,000円相当で 7.28% (長期保有で7.62%) となる、高配当銘柄です(+貸株金利も大体0.5~1.0%と高めなので更に利回りがいい感覚)。
1-3. 受取配当金
3口保有し 4,782 円 でした。
※税引き後
今年度配当・分配金まとめ👇
toshigata-retire2018.hatenablog.com
今年の不労所得もこれで締めです。
2. 銘柄情報
優待ポイント3,000円相当は無難にお米(2kg×2)にしました。選べるギフトは思った以上に種類があって、最低口数よりもう少しポイントがあったら更に楽しめそうな印象。
夢真HDの選べる優待より、お米2kg×2袋到着🙌
— ポンコツふくろう@セミリタイア中 (@ponkotsu_owl) 2019年11月23日
今年はお米買わなくてよくなった! pic.twitter.com/1q7SLSX3fJ
2-1. 概要
夢真HDは建設現場の施工管理技術者およびエンジニア派遣が主力の派遣会社です。
派遣会社なので離職率高いですが、それを上回る大量採用+徐々に定着率も上がってきたことで高成長を続けています。
2-2. 詳細・コメント
実はこの会社は私が2014年に株取引を初めて最初に買った思い出深い銘柄です。
少し前は優待が無い代わりに配当が更に高く、配当利回りでは常に上位にランクインする銘柄でした。今はJTとか商社、銀行株が利回りを伸ばしていますが、株主還元意識が非常に高い会社と見ています。
その代わり株価水準自体にはそれほど意識してないというか…割と株価変動が大きいので高値掴みを避けなければなりません。
人手不足により技術畑の派遣業務はじわじわ成長しているので、資金に余裕があり根気強い場合は、安値で少数買う+一定以上期間を開けて買い増しorナンピン買いが出来る日本株です。
優待は1000株以上買っても効率が悪いので、私は300~1000株あたりの保有数をうろうろしてスイングトレードしています。
3. 投資判断ポイント
good point
・高利回り(配当+優待で7%以上)
・技術者派遣は数少ない成長分野
weak point
・近年の人件費、教育費アップに要注意
・派遣業なので政策・制度変更にも要注意
買増基準
・1株800円割れで買い
以上!
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分配金報告(1566:上場インデックスファンド新興国債券)【2019年11月期】
上場インデクスファンド新興国債券より、2019年11月期の分配金を頂きました。
<目次>
1. 分配金情報
1-1. 決算月・1口当り分配金・優待
<決算月>
1、3、5、7、9、11月 (奇数月)
偶数月に分配金が到着します。
<1口当り分配金>
420 円
利益分配金:420 円
調整引当額:0 円
利益超過分配金:0 円
<優待>
特になし。
1-2. 利回り
12/22時点の利回りは、
5.27 %です。
※信託報酬 0.45%/年勘定に入れると、
利回り4.82% 相当。
今回の1口分配金は前回411+9円となり、
少し利回りが持ち直しました。
1-3. 受取分配金
84口保有し 30,161 円 でした。
※税引き後、一部NISA口座で保有。
2019年分配金まとめはこちら👇
toshigata-retire2018.hatenablog.com
12月の不動産収入も入り50万超え。
2. 銘柄情報
2-1. 概要
概要は過去記事参照👇
toshigata-retire2018.hatenablog.com
2-2. 詳細・コメント
11月期はまだ米中貿易摩擦バチバチの時でしたが少しだけ分配金は戻しました。
各国に対する円高が是正されてきた効果かなと予想してますが、すんなり戻ってくれないのでもどかしいです。
何はともあれ11月期で2019年の分配金をすべて受け取れたことで一安心。
1口当りの年間分配金は2,644円、平均約定額が約47,000円でしたので、利回り5.6%(信託報酬加味すると5.1%) で運用できたことになります。※税引き前
~【1566】2019年分配金推移~
2019年1月457円、2019年3月465円
2019年5月465円、2019年7月426円
2019年9月411円、2019年11月420円
少々気になるニュースとして、新興国(中国の割合大)の債務について世界銀行が警鐘を鳴らしています。
新興国の債務が膨れているのは周知の事実かもしれませんが、実際世界経済に対してどのくらい深刻かはパンドラの箱が開いてみないとわからないものです。
上場インデックスファンドは中国の債券も組み入れているので、2020年は分配金水準だけでなく突発的な投資口価格変化へのケア(キャッシュの確保) がより重要…と考えます。
私の対応としては投資口価格47,500円を目安に特定口座分の一部は売却しました。
6カ月前の89口から76口へ減少です(▲14.6%)。
余力は買い戻しorREITへ分散予定。
3. 投資判断ポイント
good point
・高利回り(でも5.5%以上欲しい!)
・一口10万円以下の投資しやすい価格
・普通分配金のみ
・隔月分配金
weak point
● 新興国リスク<やや増大>
・分配金減少傾向 <底打ち?>
・新興国自国通貨建てによる利益目減り
・信託報酬0.45%は高い
買増基準
・利回り5.5%以上
・分配金450円以上に持ち直したら…
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